2023.11.10
【飯田WG】今年も飯田訪問に行ってきました!

10月20日(金)~22日(日)の3日間、飯田WGメンバー15名で長野県飯田市を訪問しました。


今回の飯田訪問では、飯田市長への表敬訪問をはじめとして、関島水引店様と市職員の方への飯田WGの今年度の中間活動報告や地元の車いすバスケットボールクラブ飯田パピッツの皆さんとの交流、飯田市の自然豊かな観光スポット巡りを行いました。非常に有意義で、素敵な体験にあふれた2泊3日となりました。


[1日目]

お昼過ぎに飯田市に到着。飯田市役所の担当の方が出迎えてくれました。初めに、市職員の方と関島水引店様に今年度の活動の中間報告を行いました。中間報告では、車いすスポークアクセサリー「Me’s」、水引の海外展開企画、SNS企画の三部門についての現状を報告し、今後の展望についてお話ししました。水引の海外展開については、職人さんの率直なご意見を伺うことができ、とても勉強になりました。 続いて、飯田市が抱えている課題について、リニア整備課の方とゼロカーボンシティ推進課の方からお話を伺いました。それぞれ非常に難しい課題に取り組まれていることを知り、どうしたら解決していけるだろうかと、私たちも真剣に考えました。 中間報告と課題ヒアリングの後は、佐藤飯田市長を表敬訪問しました。 佐藤市長は、飯田WGの活動に興味を持ってくださり、励ましのお言葉をいただきました。とても和気あいあいとした、温かな雰囲気でした。


[2日目]

各イベントでお世話になっている有限会社関島水引店の関島様から水引の結び方を教えていただきました。 個人のレベルに合わせて、基本的なあわじ結びや梅結びから応用的な抜きあわじや玉結びまで、さまざまな結び方に挑戦しました。 学生一同水引製作に夢中になり、あっという間の3時間でした。


午後からは飯田市の車いすバスケットボールクラブ 飯田パピッツの皆さんと交流しました。初めて車いすバスケットボールを経験した私たちにとって、シュートはもちろんのこと、車いすをうまく操作することも難しく、改めてプレイヤーの方々の凄さを実感しました。また、Me’sの贈呈も行いました。


続いて、水引作品が展示されているエス・バードへ向かいました。展示室には繊細なものから壮大なものまで様々な作品が並んでおり、その美しさに圧倒されました。また、併設されている地場産販売所「おいでなんしょ」の平岩さんから、Me’sについてお話を伺いました。実際にMe’sを販売してくださっているお店の方から貴重なご意見をいただき、より力を入れて活動に励もうと思いました。


その後は、川本喜八郎美術館で「花折」という人形劇を鑑賞しました。展示ブースには三国志や平家物語で使われた人形たちがずらりと並んでおり、解説を通して人形劇の面白さを知ることができました。 夕食は飯田のソウルフードである焼肉を食べに行きました。飯田市にはコンビニよりも焼肉店の方が多くあり、焼肉は特別な日に食べるものではなく、日常的に食べるものだそうです。


[3日目]

最終日は、天竜峡農園さんでりんご狩りをしました。たくさんの種類のりんごが実っており、学生同士でシェアしてりんごの食べ比べをしました。いつも食べているりんごとは鮮度がまるで違う、もぎたてのりんごのみずみずしさに感動するとともに驚きました。


その後は天竜峡マルシェに行き、手工芸品や飯田の名物を堪能しました。天竜峡の川の水はとても綺麗で、雄大な景色に胸を打たれました。

2泊3日という限られた時間でしたが、各訪問先の方々から貴重なお話を伺ったり地元の方々と交流したりして、キャンパスでは経験できない学びや体験、刺激を得ることができました。飯田市の皆さまの優しさとおいしいグルメに、心もお腹も満たされた3日間でした。佐藤飯田市長はじめ飯田市の皆さま、私たちを温かく受け入れてくださり、本当にありがとうございました。


記事作成者:鉢野 結

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