2019.07.04
2019年キャンパス祭レポート(飯田市)

6月1日、2日にかけて津田塾大学千駄ヶ谷キャンパスにて、千駄ヶ谷キャンパス祭が開催されました。 飯田WGでは竹田人形劇座さん、飯田女子高等学校人形劇クラブのみなさん、水引職人さんのご協力のもと、人形劇公演や水引弟子入り体験を企画・開催しました。 

竹田人形劇座さんには両日とも2回ずつ公演をしていただきました。子供たちがじっと見入るように公演を見つめる光景が印象に残るほど、幅広い年代の方にお越しいただきました。人形劇を初めて見た方も多く、「人形劇のイメージが変わった。」「想像していたよりも繊細な人形の動きに驚いた。」という声も聞こえてきました。人形劇といっても、様々な演目があり、様々な種類の人形がいることなど、人形劇に携わる方からすれば当たり前のことでも人形劇について初心者の私にはとても新鮮にうつりました。

飯田女子高等学校人形劇クラブのみなさんには1日の13時から限定で公演をしていただきました。開催した教室は満員で、椅子が足りなくなるほどの盛況ぶりでした。部員の皆さんのやりきったという表情を見て、私たちも、キャンパス祭にお招きしてよかったと感じました。公演後に行われた懇談会では、学校のこと、部活動のこと、飯田市のことについてお話しし、先ほどまで堂々と人形浄瑠璃を演じていたのは私と同世代の女子高生であることに、衝撃と親しみを感じました。日常について楽しそうに話している時と堂々と人形浄瑠璃を演じている時のギャップに驚きました。

水引の弟子入り体験では、津田塾生のみならず多くの来校された方にも体験をしていただきました。なかには水引にはまり込み、時間をかけて職人さん顔負けの作品を作り上げた方もいらっしゃいました。実際に体験してみるとわかるのですが、水引はやればやるほど上達していることが作品を通して一目でわかるので、何度でも挑戦したくなります。まだ体験したことがない人がいたら、ぜひ一度体験してみてください!

二日間を通して、3つの企画を同時進行で行ったので、準備や片付け、公演、ワークショップが重なり慌ただしくなることもありましたが、飯田市のみなさんの「飯田の魅力を発信したい」という想いが活力となり、大盛況のうちに終えることができました。ありがとうございました。 今後も飯田WGではもっと多くの方に飯田市の魅力を知っていただくために活動していきますので、今後の活動にぜひご注目ください。

記事作成: 吉田瑛里香

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