こんにちは!日本茶文化発信WGです!
2023年6月27日、伊藤園株式会社様のご協力のもと、静岡県にある㈱伊藤園相良工場・浜岡工場に伺いました。
製造過程や日本茶を作る上でのこだわりについて、実際に見学させていただくことで理解を深めることができました。

検茶体験では、3種類の荒茶を見た目や味の観点から評価しました。
この作業を始めて経験するメンバーがほとんどで、言語化の難しさを感じました。
荒茶は苦味や雑味、青っぽい匂いを感じることができ、二次加工品である普段飲んでいるお茶との違いを楽しむことができました。

抹茶工房見学では、実際に製造で使われる機械とその使用目的について学びました。
最も印象的だったのは、一回に20グラムしか作ることができない石臼を用いて、一つ一つ丁寧に粉末茶を作っていることでした。
ミュージアムの見学ではペットボトルの歴史に触れることができました。
中でも環境に配慮し、ペットボトルの色を透明に自主規制しているというお話が印象的でした。

最後に茶摘み体験や植樹の経験もさせていただいきました。
茶摘み体験では一芯三葉を意識して摘み、可愛らしい葉の形に癒されました。
また、自分が植えたお茶の木がいつか製品の一部として流通する日がくると思うとわくわくしました。


今回の工場見学では座学では中々学ぶことができない知識を得ることができ、大変勉強になりました。
さらに、製造過程におけるこだわりやお茶に関する知識、誠心誠意取り組まれている姿勢などを拝見して、より一層日本茶のことが好きになりました。
これらの学びをこれからの活動に活かしていきます。
記事作成者;横内葉名