2022.09.08
【将棋WG】第16回白瀧あゆみ杯争奪 新人登竜門戦 8月6日
梅五輪将棋会館との連携ワーキンググループです! 「第16回白瀧あゆみ杯争奪 新人登竜門戦」8月5日の予選に続き、8月6日の試合の取材にも行かせてい ただきました!

この日は、5名の女流棋士(野原未蘭女流初段・加藤結李愛女流初段・和田はな女流1級・山口稀良莉女 流1級・鎌田美礼女流2級)と、前日の「アマチュア予選」で勝たれた砂原奏さんが出場され、勝ち残っ た2名が翌日(8月7日)の決勝戦に進むこととなりました。 一回戦目に向けて、まず、和田はな女流1級、山口稀良莉女流1級、鎌田美礼女流2級、砂原奏アマの間で 対戦相手を決める抽選が行われ、和田はな女流1級と山口稀良莉女流1級、鎌田美礼女流2級と砂原奏ア マの間で一回戦が行われることが決まりました。 この日は、持ち時間は20分、使い切ったら一手60秒となるルールで対局が行われました。

一回戦目は、和田はな女流1級、砂原奏アマが勝たれましたので、2回戦目は、野原未蘭女流初段と砂原 奏アマ、加藤結李愛女流初段と和田はな女流1級で対局が行われることが決まりました。 一回戦目と二回戦目の間に写真撮影と休憩の時間が取られました。休憩の時間では、棋士の方々は、落 ち着いて過ごされていたり、お話を楽しんでおられたりしました。

二回戦目が始まり、さっきまでカメラのシャッター音や棋士の方々のお話される声が聞こえていた部屋 が、緊張感のある空気で満たされました。時間が経ち、タイマーからカウントダウンの音がよく鳴るよ うになると、対局されている棋士の方々の呼吸や呟きが静かな部屋によく聴こえ、盤も見えていない私 にも緊迫感が伝わってきました。

二回戦目の結果、決勝戦へと進むのは、和田はな女流1級と砂原奏アマに決まりました!


お召しになられた袴や着物はどれも色鮮やかで、柄も華やかでしたが、棋士の方々から溢れた緊迫感 で、対局中の会場の雰囲気は引き締まっていました。生の将棋の雰囲気を体感できたことはとても貴重 な経験であったと思いますし、華やかでありながらも、知的で凛とした、日本の文化の美しさを目の当 たりにした気が致しました。 8月7日、決勝戦の取材レポートもお楽しみに!
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