2020.02.05
日本茶テイスティングや飯田水引体験を実施!@TCAT

2019年11月の1ヶ月間に、東京シティエアターミナル(http://www.tcat-hakozaki.co.jp)にてイベントを開催しました! イベントの計画から準備、当日の運営までの流れを多くの方のご指導を得ながら体験させていただいたこの経験は、到底机上では学べないような生きた実践的な学びでした。

今回は23日、24日の催しについてご紹介します! この二日間では三つの体験を催しました!


(1)5種類の日本茶のテイスティングコーナー

お茶を飲んでいただいた後に、アンケートに回答していただき、多種多様な食習慣や国籍などの属性ごとのお茶の嗜好のデータを収集しました。

目的は、東京オリンピック・パラリンピックの際にインバウンド外国人に向け「知らなかったあなただけの日本茶」をお楽しみいただくことです。もっと日本茶を好きになっていただき健康的な食生活に貢献したいという思いがあります。

日本茶のワーキンググループは一年生が中心となって活動しているグループです。今回のTCATイベントでの挑戦を通して、よりチームが一丸となりました。さらに、会場では一人一人の学生が楽しく生き生きと輝きながら、日本茶の魅力を英語で海外のお客様に伝えようとする熱心な姿がたくさん見られました。

(2)長野県飯田市と連携した水引体験コーナー

現地から職人をお呼びし、水引の梅結びを作る体験を実施しました。 ひっきりなしにお客さんがいらっしゃり、かつ多くの方が水引の世界に引きこまれ長時間滞在したり様々な水引に挑戦されたりしていました。 水引作りを一生懸命練習した法被姿の学生がアシストに入りました。

何より難しかったのは、自分と異なる目の高さ、視点の人に「この糸がこの輪の下を通って〜」と分かりやすく系の動きを説明をすること。さらに、海外の方には水引という伝統工芸ひとつとってもその背景にある日本文化までをも英語で分かりやすく説明することがとても大変でした。

また、飯田市の特産や水引の販売も行いました。

(3)新潟県 津南町による、ゆきんこ体験コーナー

ゆきんこのコスチュームを着て写真を撮る体験はお子さんに特に大人気でした。雪景色という素晴らしい観光資源をどのように知っていただくか、そしてどのように現地に行ってもらうためのきっかけ作りのお手伝いを私たちができるか、さらに考えたいと思いました。

イベントを通し、地方の素晴らしい職人さんの伝統工芸や日本文化、観光資源をどうやって海外の方にもっと知っていただけるか、さらなる課題と学びを多く得ることができました。今回のイベントでの経験や知恵を今後の梅五輪の活動に繋げていきたいです。


TCATでのイベントで開催した別日程の催しの様子についての記事もぜひご覧ください! <http://umegorin.com/news/615/>

記事作成:増野 晶子

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